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直前の直前8 [税理士試験]

字の巧拙について


税理士試験は筆記試験です。
そういう意味だと、きれいな字とそうでない字だと
全く同じことを書いたとしたら、当然きれいな字の方が
合格に近いことは言うまでもありません。

しかしながら、税理士試験は基本「時間が足りない」という前提があり、
その時間が足りないには

問題量がおおい
問題が難題である

を挙げることができると思います。

問題量が多い場合には、書く量が大量になることから、
どうしても字が汚くなりがちです。
これはこれで仕方ないのですが、ミミズみたいな字や
ひらがな、漢字として、何を書いているのだろうみたいな
ものは避けるべきです。
これが故に、自分の頭の中では合格答案を書いているのに、
それが試験委員(採点者)に伝わらず、不合格となるケースが
想定されるからです。
このような場合は「概要」「項目」については、はっきり丁寧に
記載をし、かつ、条文については、ポイントとなる語句や結論は
ある程度丁寧に書くべきかと思います。
字が汚いと自覚している人ほどそうかと。
それをごまかす?ためには、やはり条文に忠実な答案にすべきかと
思います。
ちょっと話がそれるのですが、税理士法の改正が提案されていて、
税理士試験の在り方というものにも言及されていて、思考過程を
重視する試験にしたらどうかというものがありました。
今までが暗記重視だったためということです。
ということは、暗記重視=条文暗記ということになり、
加工のしすぎは避けるべきではないかと思われます。

あと、数字ですが、こちらは、基本、相続税法では
財産評価ならば、最終値というように、プロセスにおいては
配点がないと思います。
消費税法ならば、区分経理とか、やはり最終値ということに
なるのではないでしょうか(納税義務の判定や貸倒とか売上対価の返還とか中間申告とか)。
となると、5・6・9・0については、はっきりとその数字を書かないと
ダメです。
5なのか6なのかわからないとか
Oについても、丁寧にマルを書く漢字(ゆっくり過ぎるのも考えものですけど)

こういう姿勢が大切かと思います。



問題が難題である場合には、逆に言うと簡単で解ける問題が
限られるわけですから、そうすると書く量がどうしても
限られてくるとなると、それこそ丁寧に字を書くことが
差が出てくる可能性が大きいと思います。

本当は字の巧拙については、自分でも合格できる位なので
あまり関係ないかとは思います。自分も一回だけ
答練の答案に「何を書いているかわかりません」と書かれたことがあります。
そんなレベルなので、汚すぎるのも考えものですが、ある程度
スピードを持って書き上げるということは大切かと思います。
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